御本尊様

奈良市教育委員会の方々がお見えになり、当山の御本尊様を調査されました。

以前の調査で、台座に「宗印」の記載が認められており、昨今この宗印師が注目されていることからの再調査です。

御本尊様が宗印師作であるかどうかは不明のままですが、どうやら頭部と胴部の製作年代が違うようです。

確かに、お身体を正面に向けると若干ですがお顔は左を向いておられます。

このようなことは決して珍しいことではなく、中世から江戸への移り変わりの時期に、檀家制度が出来上がり、本当の意味で仏教が民衆のものとなっていったのを契機に、寺院のリニューアルが行われた証左であることから、歴史的に大変興味深いと、調査をして下さった先生は仰ってました。


※その後の調査で、頭部は南北朝〜室町時代のもので、慶長年間に宗印が胴体を作り合体させたものであることが判明しました。

手足は江戸後期から明治時代に取替えられたものだそうです。

研究者の方曰く「この仏像は宗印作の物と言って差支えない」とのことでした。



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